エレコムの「TOUGH SLIM LITE(タフスリムライトケース クリア) PM-SH01LTSLCR 対応機種 au/docomo AQUOS sense2 SHV43/SH-01L」 のレビューです。
スマホのケースの購入もなかなか難しいのですが、本体のレビューはあっても、ケースのレビューはなかなかないので書いてみました。エレコムのTOUGH SLIM LITEシリーズは、その名前が表すように耐衝撃性の高いケースで、TPUとポリカーボネートの二種類の素材が使われています。
TPU(Thermoplastic Polyurethane)というのは熱可塑性ポリウレタンのことで、ソフトケースに良く使われる素材です。反対に、 ポリカーボネート は、ハードケースに良く使われる素材です。 TOUGH SLIM LITEでは、側面にTPUが、背面にポリカーボネートが使われています。最近、スマホのケースに二種類の素材を使う商品が増えている気がしますが、これはなかなか良いアイデアだと思います。TPUは柔らかいので、耐衝撃性や、スマホ本体へのフィットは良いのですが、ケース全体がTPUだとおそらく分厚くなってしまうだろうし、 背面のように広い面積に使うと柔らかい分しっかりした形を保ちにくくなるのだろうと思います。更に TPU は変色しやすいのも難点です。そういえば、TOUGH SLIM LITEは側面のTPU素材の部分が黒くなっています。変色対策なんでしょうね。なかなか良く考えられています。
最近のスマホは、昔のスマホと違って、ほとんどディスプレイ面が全面ガラスで覆われていて、ガラス面をガードする縁がなく、落としたらガラスを割る可能性が高いですが、TOUGH SLIM LITE は、装着するとケース側面のTPU素材の部分が、全周に渡ってガラス面よりも高くなるので、そうした事態を避けられそうです。
裏面はこんな感じです。AQUOS sense2は、カメラが本体より少し出っ張っていますが、 TOUGH SLIM LITE を装着すると、完全に平面になります。
充電に使用するUSB端子の部分は、こんな感じです。余裕を持って穴が開けられており、USBケーブルと干渉することはありません。
イヤホン端子の部分はこんな感じです。
電源とボリューム調節ボタンの部分はこんな感じです。穴が空いているのではなく、覆うタイプですね。覆うタイプですが、切込みが入っており、割と押しやすいです。
外箱の裏面はこんな感じです。
最後に総評ですが、TPUとポリカーボネートの二種類の素材を使用することにより、耐衝撃性とデザイン性の両方をバランスよく確保しながら、価格も2019年2月3日現在で1,800円前後と高くなく、コストパフォーマンスの良いお勧めできるケースかなと思います。たまに、個別機種対応と言いながら、精度が悪くてしっかりフィットしない製品とかもありますが、 TOUGH SLIM LITE についてはそんなこともありませんでした。
AQUOS sense2 本体のレビューもしています。こちらをご覧ください。